Webサイト Canalの閉鎖について

ICカードに関連するソフトウェアを紹介する目的で2011年にサイトを立ち上げましたが、 ChromiumOS Canalビルドの公開や、ベランダ太陽光発電など、僕個人のブログサイトになっていました。 今、とても忙しくなって、サイトをメンテナンスできる時間が取れない状況が続いたので、とりあえず閉鎖することにしました。 最近作成した僕のプロフィールを代わりに置いておきます。
ChromiumOS Canalビルドはサイト移転して存続させています。

https://canal.idletime.be/


平山 直紀とは

1999年にメインフレームの暗号LSI ICF3を開発。RSA暗号の性能が世界一でした。 2016年に、この暗号LSI ICF3をオープンソースハードとして公開(スラド記事)を開始。 2017年にゲートレベルの全設計図を公開した。
RSA暗号は鍵長が長いためLSIに実装した場合、広がりを持ったものになり、 高速化が難しく1999年まで、さまざまな方式が考えだされてきた。 ハードウェアでは除算の性能を上げることが難しいため モンゴメリ乗算を使った方式を採用した。 モンゴメリ乗算は除算を不要とする方式であるが除算回路が全く不要になるわけではなく、 いかに回路全体のゲート効率を短日程で改善するかが鍵だった。 設計開始時にはRSA専用ハードを想定していたが、次第に暗号プロセッサになっていった。 CPUの支援なく演算可能なため公開鍵暗号の秘密鍵をICF3単体で漏洩させずに演算できます。
ICF3の設計がはじまったときのことを書いたブログ
ICF3は1999年12月に製品出荷されたが、ICF3で楕円暗号もできないか検討しました。
そのときの社内資料
ビットコインなどで使われるECDSAの試作実装をしています。 楕円暗号にも除算を不要にするIEEE P1363 プロジェクティブというアルゴリズムがあって、 それを試作実装したものです。

ICF3のRSA暗号の暗号プロセッサは誰が設計、開発したのか?
設計は、ほぼ私1人。開発も多くを私1人で担当しました。


楕円暗号の試作は誰がしたのか?
暗号関係をやっている研究所と共同でやったのかというと、そうではなくて、 私が事業部で、暗号LSI ICF1、ICF2を開発していた頃、個人で、IEEE P1363のドラフトを メーリングリストからダウンロードしていた。ICF3の開発後、それを自分で翻訳して 試作をして研究所に話に行った。


ICF3をベースに汎用マイコンにしたICF3-V

ICF3に搭載されるRSA演算器は1024bitですが1024bitの演算器を使ってRSA 2048bitを演算する方法があるため、 現在でもIoTのマイコンに搭載して秘密鍵を漏洩させずに演算できる暗号プロセッサとして役に立ちます。 冒頭で書きましたがゲートレベルの全設計図を公開しています。
このICF3をベースに汎用マイコンにしたICF3-Vを設計していますが、 暫定版の命令セットアーキテクチャを公開しています。 銀行の振り込みで使うような、現在のものよりも、さらに高度な認証技術をもつトークン。 仮想通貨で利用するようなハードウェアトークン。 モバイルやデスクトップパソコンで使う暗号用のサブプロセッサとしてや、ルーターのプロセッサとしての利用が見込めます。 ICF3-Vが、将来、30億デバイスで利用されるようなマイコンにならないかと考えています。 ICF3-VはICF3の経験を活かし暗号に特化した乗算器が搭載されますが、通常の乗算器に、 工夫を入れたもので、ゲート数は、普通の乗算器と同じです。 つまり量子コンピュータが実用化され暗号解読が可能になっても、 無駄になる部分が、ほとんどなく量子コンピュータに左右されない暗号が得意な汎用マイコンです。 従来のパイプラインアーキテクチャとは異なる、独自の構造により、ゲート数が少なく 大量生産した場合、他のマイコンよりも製造原価が安いという特徴を持っています。(予定)

私の経歴

1988年3月 大阪府立 池田高校 卒業
1992年3月 早稲田大学 理工学部 電気工学科 卒業(学士)
1994年3月 早稲田大学理工学研究科 計算機工学専攻 卒業(修士)
1994年4月 日立製作所 中央研究所 超高速プロセッサ部 配属
1995年2月 日立製作所 汎用コンピュータ事業部 転属
2005年6月 日立製作所 退職
2006年5月 株式会社 iCanal 設立 代表取締役社長

私が作ったサイトの紹介

数学やパズルが得意でコンピュータが好きで英語が苦手という特性です。 CPUを開発したくて日立に入ったが、結局、日立にCPUを教えてもらことはなかった。 ICF3の暗号プロセッサを、私個人が公開できるのは、そういった理由からです。

(株)iCanal
ICカードの販売会社だったが、現在、フリーソフトを配布する会社になってます。 現在、認証レベルの一番高いEV SSL証明書で、サイトの企業の実在性に加えて所在地が認証されています。 (2020年2月3日まで)
https://icanal.idletime.tokyo


OpenICF3
オープンソースハードウエアの暗号プロセッサです。
https://openicf3.idletime.tokyo

DetachSign
インターネットでダウンロードされるファイルが不正アクセスなどで改ざんされていないことを検証できる電子証明書を無料で発行します。
https://detachsign.idletime.be


MyNumSign
マイナンバーカードの劣化コピーの電子証明書を無料で発行するサービスです。
https://mynumsign.idletime.tokyo


sha1bench
sha1のベンチマークソフトですが、実際には日本で有名なファイル暗号ソフト アタッシェケース#3のパスワードの解読時間を測定します。
https://sha1bench.idletime.tokyo


私が作ったサイトの紹介 その2

Chromium OS Canalビルド
Chromebookに搭載されるOSはChromeOSですが、そのオープンソース版であるChromiumOSの独自ビルドを公開。 QEMU版があり、いろいろなバージョンのChromeのテスト、デバッグをするのに便利。
https://canal.idletime.be


IdleTime
セキュリティに興味があったので便利なツールを、なんとか安全に使うことができないか? という発想でサイトを作りました。JavaScriptのみでffmpegによる動画変換や、mozjpegによる画像圧縮ができます。
https://neo.idletime.tokyo


私が作ったサイトの紹介 その3

Sun Micro Power Plant
Sun Micro Power Plantとは太陽超小型発電所のことで ソーラーパネル1枚の超小型の発電所を試作し運用結果を公開。
、、、しかし中断。
私のようなモノづくりが好きで、得意な人間はリストラすべきではないということですね。
http://smpp.idletime.tokyo


NeoUndead
2018年の第一四半期にChromeOS以外のPortable Native ClientのサポートをGoogleが打ち切るためChromeOS以外ブラウザでは安全とは言えなくなったので、このサイトに移転。Chromeブラウザの中でWindowsXPが動作した。
https://neo.undead.space


連絡先

Facebook : https://www.facebook.com/naoki.hirayama.37